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【市況】東京株式(前引け)=海外株高、円安受け大幅続伸

 12日前引けの日経平均株価は前日比415円54銭高の1万6124円36銭と大幅続伸。前場の東証1部の売買高概算は13億8644万株、売買代金概算は1兆3606億5000万円。値上がり銘柄数は1712、対して値下がり銘柄数は202、変わらずは52銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前日の欧米株市場が総じて高かったことに加え、外国為替市場で円安が進行したことで、主力株をはじめ広範囲にリスクを取る動きが強まった。参院選で与党が大勝を収め、安倍政権による大型の経済政策が打ち出されるとの期待から海外投資家を中心に買いの勢いが増している。日経平均は一時約530円高で1万6200円台に乗せる場面があった。前引けはやや伸び悩んだものの、400円を超える上昇で前日と合わせて上昇幅は1000円強に達している。

 個別ではトヨタ自動車<7203>が買われ、ファーストリテイリング<9983>も高い。日本電産<6594>、村田製作所<6981>、キーエンス<6861>も値を飛ばした。サノヤスホールディングス<7022>はストップ高をつけ、銭高組<1811>も一時ストップ高寸前まで買われた。ワイエイシイ<6298>、エスクロー・エージェント・ジャパン<6093>などの上昇も目立つ。半面、ローソン<2651>が大きく値を下げた。ネクソン<3659>、日医工<4541>、藤倉ゴム工業<5121>も軟調。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

最終更新日:2016年07月12日 11時48分

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