【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … JESCO、パスポート、黒谷 (7月11日発表分)
JESCO <日足> 「株探」多機能チャートより
―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の7月8日から11日の決算発表を経て12日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 JESCO <1434>
16年8月期第3四半期累計(15年9月-16年5月)の連結経常利益は前年同期比34.8%減の1.1億円に落ち込み、通期計画の4.6億円に対する進捗率は25.5%にとどまり、さらに前年同期の52.0%も下回った。
▲No.2 東武住販 <3297>
16年5月期の経常利益(非連結)は前の期比53.7%増の5.2億円に拡大したが、17年5月期は前期比10.9%減の4.6億円に減る見通しとなった。
▲No.3 黒谷 <3168>
16年8月期第3四半期累計(15年9月-16年5月)の連結経常損益は3億1900万円の赤字(前年同期非連結は1億6600万円の黒字)に転落した。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<1434> JESCO 東2 -6.55 7/11 3Q -34.81
<3297> 東武住販 JQ -4.05 7/11 本決算 -10.88
<3168> 黒谷 東2 -0.43 7/11 3Q 赤転
<7577> パスポート JQ -0.32 7/11 1Q 赤転
<2668> タビオ 東2 -0.10 7/11 1Q -47.17
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした12日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース