【市況】価格帯別出来高で商いの膨れている水準を突破/日経225・本日の想定レンジ
日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
[本日の想定レンジ]
11日のNY市場は上昇。先週の雇用統計が引き続き好感され、米経済に対する楽観的な見方などから買いが先行。日本の参院選で与党が勝利したことで景気刺激策への期待が高まったことから、終日堅調な展開となった。ダウ平均は80.19ドル高の18226.93、ナスダックは31.88ポイント高の4988.64。シカゴ日経225先物清算値は大阪比360円高の16070円。
シカゴ先物にさや寄せする格好から、ギャップ・アップからのスタートとなろう。これにより上値抵抗の25日線をクリアしてくるほか、一目均衡表では基準線をクリアしてくる。価格帯別出来高では商いの膨れている15800円を突破してくることから、値動きがより軽くなる可能性がありそうだ。ボリンジャーバンドでは中心値(25日)と+1σとのレンジ移行となり、15900-16300円のレンジを想定。
[予想レンジ]
上限 16300円-下限 15900円
《TM》
提供:フィスコ