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2016年07月11日16時56分

【市況】11日の中国本土市場概況:上海総合0.2%高と3日ぶり反落、石炭株と非鉄株に買い

上海総合 <日足> 「株探」多機能チャートより

11日の中国本土マーケットは値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比6.82ポイント(0.23%)高の2994.92ポイントと3日ぶりに反発した。上海A株指数も上昇し、7.17ポイント(0.23%)高の3135.03ポイントで引けた。一方、外貨建てB株相場はさえない。上海B株指数は0.03ポイント(0.01%)安の349.93ポイント、深センB株指数は2.50ポイント(0.22%)安の1114.42ポイントで終了した。

政策期待が支え。預金準備率の引き下げを含む金融緩和策が月内に打ち出される??との観測が強まっている。10日に発表された物価統計が概ね弱い内容だったことを受け、市場関係者の間では「金融緩和の余地が広がった」との見方が優勢となった。消費者物価指数(CPI)が前年同月比で1.9%上昇して予想(1.8%)を上回ったものの、政府目標の3.0%を大きく下回る状況が続いている。生産者物価指数(PPI)は2.6%低下し、マイナス幅は予想(マイナス2.5%)よりも大きかった。習近平主席が8日、「サプライサイド改革」の推進方針を改めて強調したことも材料視されている。

業種別では、石炭や非鉄など生産過剰問題を抱える銘柄群が高い。エン州煤業(600188/SH)が6.0%、江西銅業(600362/SH)が5.2%ずつ値を上げた。産金株も急伸。紫金鉱業集団(601899/SH)がストップ高で引けた。銀行株や保険株、自動車株、消費関連株などもしっかり。軍需関連株の物色も続く。レーダーや無線機器の安徽四創電子(600990/SH)が1.9%高、航空宇宙機器の航天時代電子技術(600879/SH)が1.5%高とそろって続伸した。

(亜州IR)

《MT》

 提供:フィスコ

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