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2016年07月11日16時53分

【市況】【↑】日経平均 大引け | 600円高と急反騰、好調な米雇用統計と与党快勝による政策期待で (7月11日)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均株価
始値  15375.94
高値  15816.67(14:35)
安値  15375.94(09:00)
大引け 15708.82(前日比 +601.84、 +3.98% )

売買高  19億9668万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆1291億円 (東証1部概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は601円高と5日ぶりに急反騰
 2.参院選与党快勝で売り方の買い戻し
 3.6月の米雇用統計好調で、米株高も好感
 4.取引時間中に円安加速し、一時700円高
 5.値上がり銘柄数は全体の96%を占める全面高

■東京市場概況

 前週末の米国市場では、NYダウは250ドル高の1万8146ドルと大幅反発。今年の最高値(終値ベース)を更新し、昨年5月19日に付けた過去最高値まであと165ドルに迫った。6月の米雇用統計が市場予想を大きく上回ったことが好感された。

 週明けの東京市場では大幅に買い優勢となり、寄り後も一貫して上値を追い続ける展開。日経平均株価は引け際に伸び悩んだものの、3月2日以来の上げ幅を記録し1週間ぶりに1万5700円台を回復した。

 11日の東京市場は前週の軟調地合いから一変、買い戻しが集中するかたちで、急反騰をみせた。日経平均は一時上げ幅が700円を超え1万5800円台まで買われる場面があった。東証1部の値上がり銘柄数は全体の約96%を占める文字通りの全面高様相。10日の参院選は想定通りとはいえ与党が快勝したことで、補正予算など政策期待が改めて膨らんだ。次回の日銀の金融政策決定会合での追加金融緩和と合わせアベノミクス復活への思惑が海外勢を中心とする売り方の買い戻しを誘発したとみられる。注目された6月の米雇用統計では非農業部門の雇用者数が事前の市場コンセンサスを大幅に上回ったことも買い安心感を誘った。また、取引時間中に外国為替市場で1ドル=101円台後半まで急速にドルが買い戻されたことで輸出株中心に強力な追い風となった。

 個別では、ポケモンのスマホ向けゲームが米国で大ヒットしている任天堂<7974>が売買代金を大きく膨らませ一時ストップ高に買われた。足もと為替市場でドルが買い戻されたことを横目にトヨタ自動車<7203>が急反騰、ソニー<6758>、パナソニック<6752>も買われた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクや、三井不動産<8801>など大手不動産株も上昇した。京都銀行<8369>やマニー<7730>なども値を飛ばした。
 半面、鹿児島県知事選を受け川内原発停止への思惑から九州電力<9508>が急落。KLab<3656>やデジタルガレージ<4819>なども下げた。ワキタ<8125>、チヨダ<8185>なども安い。

 日経平均への寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、ソフトバンク <9984> 、ファナック <6954> 、ダイキン <6367> 、京セラ <6971> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約149円。

 一方、日経平均採用で下落したのは2銘柄のみで、マイナス寄与の上位からトレンド <4704> 、スカパーJ <9412> 。押し下げ効果は約0.2円と極めて限定的。

 東証33業種のすべての業種が上昇。上昇率の大きかった上位5業種は(1)その他製品、(2)鉄鋼、(3)証券商品先物、(4)ガラス土石製品、(5)保険業。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)食料品、(2)電気・ガス業、(3)水産・農林業、(4)情報・通信業、(5)空運業。

■個別材料株

△エムビーエス <1401>
 前期経常を一転16%増益に上方修正・最高益更新。
△サイネックス <2376> [東証2]
 「大日本印刷と自治体動画配信サイト立ち上げ」と報道。
△ネクステージ <3186>
 上期経常が25%増益で着地。
△薬王堂 <3385>
 3-5月期(1Q)経常は31%増益。
△久光薬 <4530>
 3-5月期(1Q)最終は28%増益。
△日東電 <6988>
 「がん核酸薬を開発」と報道。
△マニー <7730>
 3-5月期(3Q)経常は16%増益。
△ノダ <7879> [東証2]
 上期経常を83%上方修正。
△任天堂 <7974>
 米国でスマホゲーム「ポケモンGO」が引き続き人気。
△テーオーシー <8841>
 旧村上系ファンドが株式を追加取得。


▲キリン堂HD <3194>
 3-5月期(1Q)経常は29%減益で着地。
▲明光ネット <4668>
 今期経常を26%下方修正。
▲ザイン <6769> [JQ]
 今期経常を一転赤字に下方修正。

 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)任天堂 <7974> 、(2)マニー <7730> 、(3)AOIプロ <9607> 、(4)TYO <4358> 、(5)東洋炭素 <5310> 、(6)トランザク <7818> 、(7)古河機金 <5715> 、(8)銭高組 <1811> 、(9)京都銀 <8369> 、(10)鉄建 <1815> 。

 値下がり率上位10傑は(1)明光ネット <4668> 、(2)キリン堂HD <3194> 、(3)九州電 <9508> 、(4)プレナス <9945> 、(5)SI <3826> 、(6)ワキタ <8125> 、(7)シュッピン <3179> 、(8)チヨダ <8185> 、(9)M&Aキャピ <6080> 、(10)Nフィールド <6077> 。


【大引け】

 日経平均は前日比601.84円(3.98%)高の1万5708.82円。TOPIXは前日比45.91(3.79%)高の1255.79。出来高は概算で19億9668万株。値上がり銘柄数は1897、値下がり銘柄数は51となった。日経ジャスダック平均は2441.55円(23.12円高)。

[2016年7月11日]

株探ニュース

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