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2016年07月11日16時46分

【特集】SDエンター Research Memo(1):2017年3月期の業績は回復予想。フィットネス事業の新展開に注目

SDエンター <日足> 「株探」多機能チャートより

SDエンターテイメント<4650>は北海道地盤の、ゲーム、ボウリング、映画など総合娯楽施設やフィットネスジムを全国で展開する企業。2014年1月に健康コーポレーション(現「RIZAPグループ」)<2928>グループ入りして以来事業構造改革を進め、現在は2021年3月期に売上高150億円の達成を目指して収益拡大策に取り組んでいる。

2016年3月期から同社は連結決算に移行した。期初予想との対比では、売上高、利益ともに予想に対して未達となり、経常利益以下は損失に陥った。この要因は、本体が手掛けるフィットネス事業とGAME事業で、不採算店の閉鎖や新規事業の開発に関連する費用増などがあり、単独決算ベースで前期比減収減益となったところに、連結子会社が営業損失という業績で連結化されたためだ。

2017年3月期は、V字回復が期待される。2016年3月期の業績低迷の要因には一過性の要因であるものも多く、それらは着実に回復すると期待される。赤字の子会社についても既に黒字転換を果たしている。GAME事業では前期から今期にかけて新規出店した店舗がいずれも順調に推移しており、これらの成功を再現できれば新規出店による成長シナリオを描くことも可能になってくるだろう。

中期成長の柱は依然としてフィットネス事業が担うと期待されている。前期に投入されたグループダイエットプログラム「FIVE」は開発中止となった。代わりに、実験店で新しく導入した「スピニングバイク」、フィットネスジム内個人レッスン型ダイエットプログラム「SLIT」や加圧プログラムなどの有料プログラムが好調に推移しており、けん引役としての期待が高まっている。同社はまた、24時間型やプログラム特化型小型の新業態の出店も検討しており、今後の動向は要注目だ。

■Check Point
・フィットネス事業を中期成長エンジンとして位置づける
・買収したフォーユーの業績寄与に期待
・「SLIT」利用者がどこまで伸びるか要注目

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

《HN》

 提供:フィスコ

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