2016年07月11日15時41分 【市況】国内証券の紙パ見解、円高メリットが反映されるスピードより印刷用紙市況軟化スピードの方が速い可能性も レンゴー <日足> 「株探」多機能チャートより SMBC日興証券の紙パルプセクターのリポートでは、木材チップなどを米ドル建てで輸入する製紙メーカーにとって、円高進展は原燃料価格面からポジティブに作用するものの、急速な円高進行は輸入紙流入という面で印刷用紙の国内市況に対してネガティブに影響すると指摘。 円高メリットが移動平均で製造原価に反映されるスピードよりも、印刷用紙の市況が軟化するスピードの方が速い可能性があると判断し、業種格付け「弱気」を継続。レンゴー<3941>に関しては、「円高メリットを享受する」との見解を示している。 《MK》 株探ニュース