【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … シリコンスタ、ブロッコリー、Fブラザーズ (7月8日発表分)
ANAP <日足> 「株探」多機能チャートより
―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の7月6日から8日の決算発表を経て11日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 ANAP <3189>
16年8月期第3四半期累計(15年9月-16年5月)の最終損益(非連結)は1100万円の赤字(前年同期は7億0100万円の赤字)に赤字幅が縮小した。
★No.2 デザインワン <6048>
16年8月期第3四半期累計(15年9月-16年5月)の経常利益(非連結)は前年同期比77.5%増の3億8700万円に拡大し、通期計画の4億6400万円に対する進捗率は83.4%に達し、さらに前年同期の63.2%も上回った。
★No.4 小島鉄 <6112>
16年11月期第2四半期累計(15年12月-16年5月)の経常損益(非連結)は4000万円の赤字(前年同期は1億2200万円の赤字)に赤字幅が縮小した。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<3189> ANAP JQ +12.47 7/ 8 3Q 赤縮
<6048> デザインワン 東M +10.60 7/ 8 3Q 77.52
<3907> シリコンスタ 東M +10.52 7/ 8 上期 赤拡
<6112> 小島鉄 東2 +4.04 7/ 8 上期 赤縮
<8931> 和田興産 JQ +3.32 7/ 8 1Q 黒転
<3711> 創通 JQ +2.93 7/ 8 3Q 6.46
<3454> Fブラザーズ 東M +1.90 7/ 8 上期 -29.88
<2706> ブロッコリー JQ +1.15 7/ 8 1Q -77.99
<9903> カンセキ JQ +0.85 7/ 8 1Q 6.61
<5982> マルゼン 東2 +0.73 7/ 8 1Q 6.25
<7975> リヒトラブ 東2 +0.66 7/ 8 1Q 45.54
<3815> メディア工房 東M +0.34 7/ 8 3Q 赤転
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした11日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース