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【材料】日新電が反発、国内大手証券は営業利益予想・目標株価を引き上げ、円高はメリットと説明

日新電 <日足> 「株探」多機能チャートより
 日新電機<6641>が4日ぶりに反発。現在は上げ幅を縮小している。

 三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、17年3月期第2四半期以降の為替前提を1ドル110円→100円、1ユーロ120円→110円としたうえで、営業利益への感応度は1円の円高でドル1000万円程、ユーロは軽微と想定。同社は輸出金額の大きなイオンドーピング装置は円建て取引するほか、中国生産部品の取り込みが輸出を上回る為、円高はメリットと説明。これら円高影響に加え、FPD製造装置、電力機器部門、新エネルギー・環境部門などの売上想定見直しなどを考慮して、予想営業利益を17年3月期158億円→166億円、18年3月期128億円→162億円に上方修正している。

 レーティングは「ホールド」を継続。目標株価は960円から1080円へ引き上げている。
《MK》

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