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2016年07月11日10時10分

【経済】タンス安全問題のIKEA、中国でも「返品」受付


強まる世論を重視する形で、家具世界最大手のイケア(IKEA)は、中国でも子供用タンスの返品を受け付ける方針に転換した。問題のタンスを購入した消費者に対し、自宅に訪問した上で金具で固定する特別サービスを実施。それでも強度が足りないと感じた顧客には、返品を通じた返金に踏み切る。同社が7日に発表した。
当局の上海市質量技術監督局と上海出入検験権益局は3日夜、イケア現地法人である宜家(中国)投資有限公司の責任者を呼び出したと発表。品質の安全性、消費者の被災に責任を持つよう要求したことを明らかにした。品質問題の詳細に関する説明を求める。中国での対応に関する姿勢も問い質していた。
すでに北米では、リコールを展開。米消費者製品安全委員会の指摘を受けて、イケアは米国とカナダで子供用タンス3560万台のリコールに乗り出した。転倒して子供が死傷する事例が続発。下敷きになる事故で少なくとも36人が負傷し、6人が死亡した。所有者の申し出に対処し、壁とタンスを固定する用具を配り、返品や一部返金にも応じている。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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