【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … ドーン、シリコンスタ、Fブラザーズ (7月8日発表分)
デザインワン <日足> 「株探」多機能チャートより
―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の7月7日から8日の決算発表を経て11日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 デザインワン <6048>
16年8月期第3四半期累計(15年9月-16年5月)の経常利益(非連結)は前年同期比77.5%増の3億8700万円に拡大し、通期計画の4億6400万円に対する進捗率は83.4%に達し、さらに前年同期の63.2%も上回った。
★No.2 ANAP <3189>
16年8月期第3四半期累計(15年9月-16年5月)の最終損益(非連結)は1100万円の赤字(前年同期は7億0100万円の赤字)に赤字幅が縮小した。
★No.6 カンセキ <9903>
17年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比6.6%増の2.7億円に伸び、3-8月期(上期)計画の5.4億円に対する進捗率は50.1%に達し、5年平均の45.8%も上回った。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<6048> デザインワン 東M +12.08 7/ 8 3Q 77.52
<3189> ANAP JQ +10.66 7/ 8 3Q 赤縮
<3907> シリコンスタ 東M +4.76 7/ 8 上期 赤拡
<3711> 創通 JQ +4.18 7/ 8 3Q 6.46
<6492> 岡野バ 東2 +4.12 7/ 8 上期 -59.55
<9903> カンセキ JQ +2.13 7/ 8 1Q 6.61
<8931> 和田興産 JQ +1.81 7/ 8 1Q 黒転
<3454> Fブラザーズ 東M +1.72 7/ 8 上期 -29.88
<7975> リヒトラブ 東2 +1.32 7/ 8 1Q 45.54
<5982> マルゼン 東2 +1.25 7/ 8 1Q 6.25
<2303> ドーン JQ +0.66 7/ 8 本決算 17.39
<7835> ウィズ JQ +0.18 7/ 8 本決算 -
<3063> Jグループ 東M +0.13 7/ 8 1Q 赤拡
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした11日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース