【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … セラク、ブロッコリー、メディア工房 (7月8日発表分)
ファステプ <日足> 「株探」多機能チャートより
―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の7月7日から8日の決算発表を経て11日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 ファステプ <2338>
17年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常損益は5800万円の赤字(前年同期は2億0200万円の黒字)に転落した。
▲No.2 メディア工房 <3815>
16年8月期の連結最終損益を従来予想の2億3000万円の黒字→1000万円の赤字(前期は8600万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
▲No.5 ブロッコリー <2706>
17年2月期第1四半期(3-5月)の経常利益(非連結)は前年同期比78.0%減の5900万円に大きく落ち込み、通期計画の9億5000万円に対する進捗率は6.2%にとどまり、5年平均の23.2%も下回った。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<2338> ファステプ 東2 -10.96 7/ 8 1Q 赤転
<3815> メディア工房 東M -10.46 7/ 8 3Q 赤転
<6199> セラク 東M -8.30 7/ 8 3Q -
<1430> 1stコーポ 東M -5.64 7/ 8 本決算 21.27
<2706> ブロッコリー JQ -4.36 7/ 8 1Q -77.99
<3147> リック JQ -3.04 7/ 8 1Q -5.43
<7713> シグマ光機 JQ -2.94 7/ 8 本決算 -10.29
<9647> 協和コンサル JQ -2.80 7/ 8 上期 -20.00
<5271> トーヨアサノ 東2 -2.40 7/ 8 1Q -
<6255> エヌピーシー 東M -2.30 7/ 8 3Q 赤転
<9313> 丸八倉 東2 -2.12 7/ 8 上期 72.54
<2927> AFC-HD JQ -0.80 7/ 8 3Q 17.26
<7603> マックハウス JQ -0.13 7/ 8 1Q -32.76
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした11日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース