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【市況】個別銘柄戦略:業績を手掛かりとした個別対応、位置ゲーム関連と自動運転車関連のテーマ株にも注目

任天堂 <日足> 「株探」多機能チャートより

米雇用統計の結果を受けた米国市場の影響を受けるほか、参議院選挙で憲法改正に前向きな勢力が3分の2の議席を占めることになったことによる「アベノミクス信任」を受けた上昇が意識される。先週末のETFに絡んだ売り需要が通過するほか、ご祝儀的な年金買いといった思惑も高まりやすく、短期的には買いスタンスに向かいやすいだろう。

ただし、米早期利上げ観測は高まる可能性は低いなか、円相場の上昇基調は変わらないと考えられ、上値の重しとなりそうだ。買い一巡後は手掛けづらさが意識されそうである。物色の流れとしては決算シーズンに入ることから、業績を手掛かりとした個別対応。その他、テーマ株では、先週の任天堂<7974>の上昇を背景とした、位置ゲーム関連、欧州主要国と自動運転の共通基準をつくると報じられており、自動運転車関連、中でもセンサーを手掛けているオムロン<6645>などが注目される。また、政策関連にも関心が集まろう。

《WA》

 提供:フィスコ

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