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【市況】東京株式(寄り付き)=大幅反発、欧米株上昇受けて買い戻し

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 11日の東京株式市場は買い先行でスタート、寄り付きの日経平均株価は前週末比268円高の1万5375円と大幅反発。

 前週末の欧米株市場は総じて買われ、米国株市場ではNYダウが250ドル高と急反発、これを受けて、東京市場でも幅広く買い戻しが先行している。前週末まで日経平均は4日続落でこの間に670円の下げをみせていることもあって、値ごろ感も生じている。注目された6月の米雇用統計は非農業部門の雇用者数が前月比28万7000人増加と、事前の市場コンセンサスを大幅に上回ったことで投資家の不安心理が改善。国内では10日の参院選は想定通りの与党の大勝で、これも株式市場にはプラス要因とみられる。ただ、足もとの外国為替市場で1ドル=100円大台を巡る攻防が意識されるなか、当面は一段と為替動向に神経質な展開が続きそうだ。

 寄り付き時点で業種別では33業種全面高で、値上がり上位に非鉄、金属、ゴム製品、保険、鉄鋼など。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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