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2016年07月11日08時40分

【市況】【今日の相場見通し】 本日の予想レンジ 15,100円~15,500円

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 米株式市場は、注目の6月雇用統計が市場予想を上回る内容だったことを好感し、ダウ平均は18,000ドル台を回復、大型株で構成されているS&P500も史上最高値に近づくなど、3指数揃って大幅上昇で取引を終了。その影響でシカゴの日経平均先物も、大証の終値に比べ220円高と大きく値上がりして取引を終えていることから、東京市場の朝方も買い先行からプラス圏での取引開始となりそうだ。

 一巡後は、欧米の株式市場が軒並み大きく上昇するなど外部環境は良好で、また、昨日の参院選挙で与党が圧勝した安心感から、マーケットは幅広いセクターで買戻しの動きが見られる公算で、指数は概ね堅調に推移すると予想される。

 ただ、米雇用統計で非農業部門雇用者数は増加したが、一方で失業率の悪化も見られたことで年内の利上げ観測後退し、為替市場では依然円高基調が続いていることから、為替動向は緊張した状況が続き、ドルが100円台レンジ内から脱しないことには、日経平均の上値も限定的となりそうである。

 テクニカル的には、シカゴの清算値にさや寄せしての取引開始ならば、ボリンジャーバンドの-1σ(15,276円前後)は突破し、一目均衡表の転換線(15,445円前後)が目先の上値メドとなり、下値は上抜いた-1σが支持線となりそうだが、維持出来なければ-2σ(14,761円前後)までの調整も視野に入ってくるだろう。

 新興市場のジャスダック平均は、ボリンジャーバンドの中心線(2,454ポイント前後)抵抗線となり、-1σ(2,398ポイント前後)が支持線となりそうで、マザーズ指数は、200日移動平均線(820ポイント前後)を下値メドに想定しながら、上値は一目均衡表の基準線(1,008ポイント前後)が抵抗線として意識されそうである。

 本日の予想レンジ 15,100円~15,500円。(ストック・データバンク 編集部)

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