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【通貨】英ポンド週間見通し:弱含みか、英中央銀行は利下げ実施の見込み

ドル円 <日足> 「株探」多機能チャートより

■下落、EU離脱後の経済悪化の懸念強まる

先週のポンド・円は下落。欧州連合(EU)から英国が離脱することによって、英国経済の減速や資金流出に対する懸念が一段と高まったことが要因。米ドル・円相場が週後半に円高方向に振れたことも、ポンド安・円高の進行につながった。取引レンジ:128円82銭-136円82銭。

■弱含みか、英中央銀行は利下げ実施の見込み

今週のポンド・円は弱含みか。英国のEU離脱に伴う実体経済の悪化が予想されており、リスク回避的な動きに振れやすい地合いが続きそうだ。また、英中銀金融政策委員会(MPC)は14日に利下げを決定する可能性が高い。利下げ実施でポンドは下げ止まる可能性はあるが、中長期的な経済悪化を警戒してポンド売りが大きく後退する可能性は低いとみられる。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・14日:英中央銀行金融政策委員会(MPC)が政策金利発表(0.25ポイントの利下げ予想)

予想レンジ:127円00銭-133円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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