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2016年07月09日08時16分

【市況】8日の米国市場ダイジェスト:ダウは250ドル高、雇用統計を好感

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより

■NY株式:ダウは250ドル高、雇用統計を好感

NYダウ       ナスダック
終値 :18146.74  終値 :4956.76
前日比:+250.86    前日比:+79.95
始値 :17971.22  始値 :4906.66
高値 :18166.77  高値 :4959.00
安値 :17971.22  安値 :4901.27

8日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は250.86ドル高の18146.74、ナスダックは79.95ポイント高の4956.76で取引を終了した。6月雇用統計で非農業部門雇用者数が28.7万人増と予想を大幅に上回る内容となったことで、米経済への懸念が後退し、買いが先行。原油相場が小幅高となったことも好感され、終日堅調推移となった。ダウは250ドルを超す上昇となり、英国の国民投票以来初めて18000ドル台を回復した。セクター別では全面高となり、自動車・自動車部品や半導体・半導体製造装置の上昇が目立った。

通信機器のポリコム(PLCM)は通信プロバイダーのマイテル・ネットワークス(MITL)への身売りを撤回し、プライベート・エクイティ(PE)のシリス・キャピタルによる買収を承認したことから大幅上昇。アパレルのギャップ(GPS)は6月既存店売上高が予想を上振れたことが好感され、上昇。半導体のインテル(INTC)は一部アナリストによる投資判断引き上げを受け、上昇。一方で、医療保険のエトナ(AET)は、ヒューマナ(HUM)に対する買収に司法省が懸念を示していることが報じられ、下落した。

来週は、11日に予定されている非鉄金属のアルコア(AA)を皮切りに4-6月期決算発表シーズンに入る。

Horiko Capital Management LLC


■NY為替:米6月雇用統計受け、ドルが乱高下

8日のニューヨーク外為市場でドル・円は、101円28銭へ上昇後、100円00銭まで反落し100円45銭で引けた。米6月雇用統計で雇用の伸びが予想を上回り昨年10月来で最大を記録したことを好感したドル買いが強まった。しかし、5月分がさらに下方修正され、賃金の伸びも低水準にとどまるなど、米連邦公開市場委員会(FOMC)が利上げペースを大幅に変更するような内容ではないとの見方からドル売りが再燃。

ユーロ・ドルは、1.1002ドルへ下落後、1.1120ドルへ上昇し1.1054ドルで引けた。米国の雇用統計を受けて乱高下した。ユーロ・円は、111円53銭から110円87銭へ下落。ポンド・ドルは、1.2909ドルへ下落後、1.3019ドルへ上昇。ドル・スイスは、0.9866フランへ上昇後、0.9761フランへ反落した。


■NY原油:反発で45.41ドル、米株高につられるも上値は重い

NY原油は反発(NYMEX原油8月限終値:45.41↑0.27)。6月の米雇用統計では非農業部門雇用者数が予想を大幅に上振れたものの、失業率が上昇したことで「年内の利上げは見送り」との思惑から株価は上昇。NYダウの大幅高に引っ張られる格好となった。また、ナイジェリアで武装集団が石油パイプラインを新たに襲撃したと伝わったことも需給面での材料に。

ただ、石油会社ベーカー・ヒューズが発表した米国の掘削設備(リグ)の稼動数は、2週連続で増加している。本格的な需給引き締めには時間がかかるとの見通しから上値は重くなった。


■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC)  13.17ドル +0.160ドル(+1.23%)
モルガン・スタンレー(MS) 26.37ドル +0.680ドル(+2.65%)
ゴールドマン・サックス(GS)150.38ドル +3.370ドル(+2.29%)
インテル(INTC)      34.00ドル +0.800ドル(+2.41%)
アップル(AAPL)      96.68ドル +0.740ドル(+0.77%)
アルファベット(GOOG)   717.78ドル +10.52ドル(+1.49%)
フェイスブック(FB)    117.24ドル +1.390ドル(+1.20%)
キャタピラー(CAT)     77.37ドル +2.320ドル(+3.09%)
アルコア(AA)       9.82ドル +0.480ドル(+5.14%)
ウォルマート(WMT)     73.84ドル +0.310ドル(+0.42%)
スプリント(S)       4.68ドル +0.140ドル(+3.08%)

《NO》

 提供:フィスコ

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