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【市況】NY株式:ダウは250ドル高、雇用統計を好感

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

下記のとおり修正します。
(誤)米国株はダウは250ドル高、雇用統計を好感
(正)ダウは250ドル高、雇用統計を好感


8日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は250.86ドル高の18146.74、ナスダックは79.95ポイント高の4956.76で取引を終了した。6月雇用統計で非農業部門雇用者数が28.7万人増と予想を大幅に上回る内容となったことで、米経済への懸念が後退し、買いが先行。原油相場が小幅高となったことも好感され、終日堅調推移となった。ダウは250ドルを超す上昇となり、英国の国民投票以来初めて18000ドル台を回復した。セクター別では全面高となり、自動車・自動車部品や半導体・半導体製造装置の上昇が目立った。

通信機器のポリコム(PLCM)は通信プロバイダーのマイテル・ネットワークス(MITL)への身売りを撤回し、プライベート・エクイティ(PE)のシリス・キャピタルによる買収を承認したことから大幅上昇。アパレルのギャップ(GPS)は6月既存店売上高が予想を上振れたことが好感され、上昇。半導体のインテル(INTC)は一部アナリストによる投資判断引き上げを受け、上昇。一方で、医療保険のエトナ(AET)は、ヒューマナ(HUM)に対する買収に司法省が懸念を示していることが報じられ、下落した。

来週は、11日に予定されている非鉄金属のアルコア(AA)を皮切りに4-6月期決算発表シーズンに入る。

Horiko Capital Management LLC

《NO》

 提供:フィスコ

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