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【経済】政治から読み解く【経済と日本株】民進・金子氏:アベノミクスの失敗は、アクセルとブレーキを同時に踏んだこと


民進・金子氏は「アベノミクスの失敗は、アクセルとブレーキを同時に踏んだこと。第一の矢・金融緩和は円安株高効果があったのですが、第二の矢・財政政策ではデフレ脱却前なのにも関わらず消費増税と社会保障の削減をしたためにわれわれのふところが冷えこみました。結果として企業は好況、個人は不況となりました」とツイート(7/8)。


実施前から想定されていたことだが、2014年4月に消費税率を8%にした影響は今も消えていない。景気を無視した財政政策のツケは一般国民が払うことになる。実質所得が増えていないことも消費増税の影響が消えていないからとみられる。偏見であるかもしれないが、穿った見方をすればアベノミクスの本質は家計部門から企業への所得移転であると考えられる。だが、株高にも限界がある。与党が参院選に勝利しても景気回復には何の期待も持てない。

《MK》

 提供:フィスコ

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