市場ニュース

戻る
2016年07月08日17時21分

【市況】<週末コメント> ─ 来週の相場展望 ─ 2016年7月8日

 今週の日経平均終値は15106円98銭、前週末比575円50銭安でした。

 今週の相場は先週の戻り(上げ)のほとんどを吐き出す反落の1週間となりました。この動きによって週初の高値1万5805円がひとつの戻り限界に。英国のEU離脱ショックで生まれた弱気トレンドがじわりと進行している状況です。英国問題は少なくとも2年以上は続く離脱過程の長さにあり、この間、反EUの動きがどこまで広がるかが見えないところが難問です。これはもともと脆弱な欧州金融システムを揺さぶることにもつながり、マーケットはしばしば萎縮の動きを強いられことになるでしょう。ギリシャを発端とした欧州債務危機に市場はたびたび圧迫された経緯がありましたが、今回もまた欧州不安に振り回されることになります。さて、チャート面では今年の下値ゾーンである2月安値(1万4865円)、6月安値(1万4864円)に3たび接近してきています。先々週の安値に早くも近づいているというのはそれだけ相場が弱めであるということ。3番底形成というより下抜けの流れにあると捉える方が自然でしょう。現状ではまだ安易な値頃買いは慎み、今しばらく下値の行方を見極める待ちの姿勢が望ましいと考えます。(ストック・データバンク 編集部)

【関連記事・情報】

日経平均