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2016年07月08日17時10分

【市況】<マ-ケット日報> 2016年7月8日

 8日の市場は日経平均が4日続落。終値は前日比169円安の1万5106円で、6月24日以来、2週間ぶりの安値で取引を終えた。朝方は前日の欧州の株高や値頃感などから買い戻しが先行したが、じわりと進む円高や週末要因が重なって、中頃からマイナス圏へと落ちてしまった。米雇用統計がネガティブな結果となった場合への備えも働いたようである。

 昨日の米国市場は雇用統計の発表を控えた持ち高調整売りでダウ平均は小反落した。原油先物(WTI)が値を下げたことも見送り要因に。心理的には1万8000ドルのカベも意識されている様子。一方、東京市場は円の高止まりが重荷となって、日経平均がなかなか反転できずにいる状態。むしろ対ユーロなどでも進む円高によって、欧州系の機関投資家による五月雨的な換金売りに押されてしまっている。外国人にとっては円高でカサ上げされている分、日本株を手じまいしやすい状態のようだ。円相場は対ドルで100円超えをうかがうような展開。今晩の雇用統計次第では一段の円高進行というシナリオも考えられ、市場の警戒感はなお解けずにいる。国内的には参院選もひとつの材料だが、こちらは与党が負けない限り大きなインパクトとはならないだろう。

 個別では3-5月営業益が減益となったことでセブン&アイ <3382> が年初来安値を更新。対ユーロの円高を嫌気してマツダ <7261> 、リコー <7752> も売られている。(ストック・データバンク 編集部)

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