【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】 … 乃村工芸社、メディアドゥ、大有機　(7月7日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の7月6日から7日の決算発表を経て8日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　乃村工芸社 <9716>
　17年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比6.0％増の24.3億円に伸び、3-8月期(上期)計画の28億円に対する進捗率は86.8％に達し、5年平均の59.7％も上回った。

★No.2　メディアドゥ <3678>
　17年2月期第1四半期(3-5月)の経常利益(非連結)は前年同期比58.2％増の1.9億円に拡大し、通期計画の7億円に対する進捗率は27.6％に達し、さらに前年同期の22.1％も上回った。

★No.3　大有機 <4187>
　16年11月期第2四半期累計(15年12月-16年5月)の連結経常利益は前年同期比26.5％増の11.2億円に伸び、通期計画の19.4億円に対する進捗率は58.1％に達し、5年平均の50.0％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<9716> 乃村工芸社 　　東１　　 +3.02 　　7/ 7　　　1Q　　　　5.97
<3678> メディアドゥ 　東１　　 +2.09 　　7/ 7　　　1Q　　　 58.20
<4187> 大有機 　　　　東１　　 +0.37 　　7/ 7　　上期　　　 26.46

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした8日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース