【市況】ETF売買動向＝8日大引け、全銘柄の合計売買代金2641億円

　8日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比11.4％増の2641億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同8.9％増の2446億円だった。

　個別ではｉＰａｔｈ　エネルギー指数連動受益証券発行信託 <2024> 、ＮＺＡＭ　ＴＯＰＩＸ <1596> 、ＮＥＸＴ　Ｒ／Ｎファンダメンタル <1598> 、国際のＥＴＦＶＩＸ短期先物指数 <1552> 、東証銀行業株価指数連動型上場投資信託 <1615> など14銘柄が新安値。

　そのほか目立った値動きでは国内金先物価格連動型上場投信 <1683> が4.96％高、ＮＥＸＴ　原油ベア <2039> が4.48％高、ｉＰａｔｈ　ＶＩＸ中期先物指数連動受益証券発行信託 <2029> が3.57％高、上場インデックスファンドＴＯＰＩＸ <1586> が3.19％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は8.12％安、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> は5.07％安、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> は4.67％安、ＮＥＸＴ　ロシア株式指数 <1324> は4.35％安、ＥＴＦＳ　ガソリン上場投資信託 <1691> は3.75％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が169円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1693億7600万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金1479億4800万円を大幅に上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が341億7900万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が121億900万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が92億8000万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が88億9500万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が20億8900万円の売買代金となった。

株探ニュース