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【材料】参天薬、国内大手証券では中期成長性はDE‐109の開発成否によって大きく左右されうるとの見解

参天薬 <日足> 「株探」多機能チャートより
 参天製薬<4536>が反落。現在は今日の安値圏で推移している。

 大和証券は、ぶどう膜炎治療剤として開発中のDE‐109の売上予想を見直したとのリポートをリリース。17年3月期中に結果判明見込みのSAKURA‐2試験で、日米欧での承認申請に足るデータが得られるかが、当面の焦点となると想定。同社の既存品のほとんどは、遅くとも2020年代前半までに独占販売期間満了の公算が大きいほか、欧州で15年に発売したドライアイ治療剤アイケルビスは、米国市場への投入が難しい状況であることから、新薬開発パイプラインの現状を考慮すると、同社の中期成長性はDE‐109の開発成否によって大きく左右されうるとの見解を示している。

 投資判断は「3」(中立)を継続し、目標株価を1900円から1800円へ引き下げている。
《MK》

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