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【材料】東エレクが反発、国内大手証券はSPEセクター内において優位なポジションにあるとの見解

東エレク <日足> 「株探」多機能チャートより
 東京エレクトロン<8035>が5日ぶりに反発し堅調展開となっている。今日はSMBC日興証券がポジティブなリポートをリリースしているほか、同社が7日に開催した中期経営計画を受けて、外資系証券会社からリポートがリリースされている。

 SMBC日興証券は同社について、ファンダメンタルズ面では中長期的にもNAND分野、とりわけ3D NAND関連投資が拡大基調を辿る可能性が高まっていること、SoC関連投資も10nmプロセス向けなどを中心に堅調を維持する可能性が高いこと、比重は低下も2016年以降にはFPD関連装置の拡大も見込まれるなど、SPEセクター内において優位なポジションにあるとの見解を示している。投資評価は「2」(中立)から「1」(アウトパフォーム)へ、目標株価は7500円から1万500円へ、それぞれ引き上げている。

 また、クレディ・スイス証券は同社が7日に開催した中期経営計画説明会について印象はニュートラルとし、同社の中計では主に市場シェア拡大に伴う増収効果を前提としているところが大きく、現時点ではその進捗を評価しづらいと解説。投資評価「アウトパフォーム」、目標株価1万200円を継続している。
《MK》

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