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2016年07月08日05時20分

【注目】前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

KLab <日足> 「株探」多機能チャートより

■KLab <3656>  903円 (+150円、+19.9%) ストップ高

 東証1部の上昇率トップ。KLab <3656> がストップ高まで買われ、年初来高値を更新。同社のスマホ向けリズムアクションゲーム「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル」の大型アップデートが5日に完了。同社は6日に、この効果で初のiOSセールスランキング1位を獲得したことや、過去最大のユーザーアクセス数を記録したことを明らかにしており、業績への寄与などが期待されたようだ。

■エービーシー・マート <2670>  6,900円 (+410円、+6.3%)

 東証1部の上昇率6位。6日、エービーシー・マート <2670> が決算を発表。17年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益が前年同期比8.2%増の146億円に伸びて着地したことが買い材料視された。四半期ベースの過去最高益を4四半期ぶりに更新した。テレビCM効果などで高価格帯のスニーカーの販売が好調だったほか、子供向けも品揃えの強化が奏功し伸びた。国内外で41店舗を新規出店した効果も寄与した。

■ウエルシア <3141>  7,150円 (+380円、+5.6%)

 東証1部の上昇率7位。6日、ウエルシア <3141> が決算を発表。17年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益が前年同期比41.7%増の48.4億円に拡大して着地したことが買い材料視された。昨年9月に連結子会社化したCFSコーポレーションの業績上積みが寄与した。調剤薬局の併設を進めたほか、化粧品や雑貨などの販売が伸びたことも収益を押し上げた。

■協和発酵キリン <4151>  1,834円 (+92円、+5.3%)

 東証1部の上昇率9位。協和発酵キリン <4151> が大幅続伸。国内大手証券では、16年12月期から18年12月期は新薬が乏しく、投資が先行する時期が続くと見ているものの、19年12月期以降は新薬3剤の貢献で業績が大幅に改善すると予想。株価に織り込むステージが近づいたと考え、レーティングを「ニュートラル」から「バイ」に、目標株価を1900円から2500円に引き上げている。

■古河電気工業 <5801>  249円 (+10円、+4.2%)

 古河電気工業 <5801> が反発。同社は光ファイバーで世界屈指の実力を持つが、北米市場で需要が高水準で収益を牽引している。また、電気自動車(EV)市場の拡大を背景に、バッテリー状態の検知センサーに注力しており、今後の展開が期待されている。17年3月期最終利益は前期比25%増の125億円を見込む。株式需給面でも、直近6日付大量保有報告で三井住友信託銀行などが同社株の保有割合を発行済み株式数の7.49%から8.52%に引き上げており、買い主体にも思惑が高まった。

■ヤマトホールディングス <9064>  2,573円 (+89.5円、+3.6%)

 ヤマトホールディングス <9064> が9日続伸。6日付で三菱UFJモルガン・スタンレー証券がレーティングを「アンダーウエイト」から「オーバーウエイト」へ、目標株価を1840円から3400円へ引き上げた。従来は日本郵便が同社の脅威となり収益成長が鈍化するとしていた。これを「日本郵便の脅威が薄れたことに加えてフリマ市場の急拡大で宅配便市場の成長を加速させる可能性が高まり、中長期的に最高利益更新局面に入る」との見方に変更。17年3月期は通期連結営業利益で会社側計画の640億円(前期685億4000万円)に対して従来予想の711億円から724億円へ、18年3月期を786億円から800億円へ引き上げている。

■すかいらーく <3197>  1,369円 (+45円、+3.4%)

 すかいらーく <3197> が6日続伸。同社は6日の取引終了後、6月度の既存店売上高を発表、グループ合計で前年同月比0.4%減となった。ガストでは、6月15日にグランドメニューの大幅な改定を実施。価格以上のボリューム感と価値の訴求、楽しさやワクワク感のあるメニューや健康志向の顧客も満足できるメニューの提供に注力した結果、6月後半から客数が増加。3月以降続いていた既存店売上高の減少に対し、上向きに転じてきたとしている。

■青山商事 <8219>  3,760円 (+70円、+1.9%)

 青山商事 <8219> が4日ぶりに反発。同社は7日午前10時30分に6月度の月次売上高を発表。既存店売上高は前年同月比0.3%減ながら、前月(3.8%減)から持ち直していることが好感されたようだ。客単価が前年実績を上回って推移していることや、客数が前月の7.1%減から2.0%減に縮小したことが寄与した。なお、全店ベースの売上高は同0.4%増となり、2カ月ぶりに前年実績を上回った。

■アスクル <2678>  3,580円 (+60円、+1.7%)

 アスクル <2678> が4日ぶりに急反発。7日は三菱UFJモルガン・スタンレー証券がポジティブなリポートをリリースしており、買い手掛かり材料視された。リポートによると、6日の株価は5日に発表された17年5月期会社予想の営業利益95億円がコンセンサスよりも低かったため、ネガティブに捉えられ、低下したと思われると指摘。同証券は、B2B事業で、中堅企業向け間接財一括購買システムSOLOEL ARENAの中長期での成長力を評価しており、中長期の利益成長シナリオでレーティングを「ニュートラル」から「オーバーウエイト」へ格上げし、目標株価は4100円から4050円へ調整している。同証券ではまた、アスクルの株価はB2C向け事業であるLOHACOの月次や四半期決算のモメンタムを中心に動いており、SOLOEL ARENAの中長期での成長力は株価に未だ織り込まれていないとの見解を示している。

■DCMホールディングス <3050>  930円 (+15円、+1.6%)

 東海東京調査センターでは、英国のEU離脱による負の影響が表面化し始めているため、リスク回避の再燃は重石になると指摘。ドル円相場は介入警戒水準に近づいているとみられるものの、四半期決算発表を控えて輸出関連銘柄は手がけにくいとみて、内需関連で積極的なM&A戦略を展開しているDCMホールディングス <3050> に注目している。

■ニフコ <7988>  5,270円 (+80円、+1.5%)

 ニフコ <7988> が反発。欧州大手証券では、自動車軽量化ニーズに支えられ、同社が提供する多様な樹脂ファスナー、樹脂ユニット部品の需要は今後も堅調に拡大を続けると予想。各国の受注は拡大傾向にあり、今後もこの増益が続く限り同社の株価はポジティブに推移するとみて、レーティング「アウトパフォーム」を継続、目標株価を6200円から6400円に引き上げている。

■カナモト <9678>  1,940円 (+20円、+1.0%)

 カナモト <9678> が反発。UBS証券では、首都圏、再開発、インフラ整備などの民間投資は増加傾向にあり、レンタル売り上げは下期から来期にかけて回復すると予想。下期から連結されるニシケンは九州地区のインフラ整備、再開発増、復興需要での業績見通しが良好とみて、国内のレンタル価格は2011年以降安定して推移していると解説。今後は需要の回復と共に利益率が改善すると予想し、レーティング「バイ」を継続、目標株価は4200円から3800円に引き下げている。

※7日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。


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