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【通貨】7月7日のNY為替概況

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

7日のニューヨーク外為市場でドル・円は、101円23銭へ上昇後、100円60銭へ下落し100円80銭で引けた。予想を上回った米国の6月ADP全米雇用統計を受けて米6月雇用統計での雇用改善期待が広がりドル買いが一時強まった。その後、原油価格の急落を嫌いリスク回避の円買いが加速。

ユーロ・ドルは、1.1100ドルから1.1053ドルへ下落し安値圏で引けた。ドイツの5月鉱工業生産が予想外のマイナスに落ち込んだこと、欧州中央銀行(ECB)が6月会合の議事要旨で英国の欧州連合(EU)離脱が欧州にとり大打撃になると警告したことを嫌いユーロ売りが続いた。ユーロ・円は、112円23銭から111円22銭へ下落。

ポンド・ドルは、1.3032ドルから1.2879ドルへ下落した。英国の5月鉱工業生産がマイナスに落ち込んだため金利先安感に伴うポンド売りが継続。

ドル・スイスは、0.9753フランから0.9791フランへ上昇した。




[経済指標]

・米・6月チャレンジャー人員削減数:前年比‐14.1%(前回‐26.5%)・米・6月ADP全米雇用統計:前月比+17.2万人(予想:+16.0万人、前回:+16.8万人←+17.3万人)・米・先週分新規失業保険申請件数:25.4万件(予想:26.9万件、前回:27.0万件←26.8万件)・米・失業保険継続受給者数:212.4万人(予想:212.0万人、前回:216.8万人←212.0万人)

《KY》

 提供:フィスコ

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