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【市況】米系大手証券、銀行株はマイナス金利やBrexitを受け実態以上にバリュエーションが低下していると指摘

三井住友FG <日足> 「株探」多機能チャートより
 JPモルガン証券の銀行セクターのリポートでは、マイナス金利拡大や新興国経済成長減速、ドル調達コスト上昇などの下方リスクを勘案しても、マクロの逆風影響が過大評価されていると指摘。市場は既に30~40ベーシスポイントのマイナス金利を織り込んでいるとの見方で、市場に織り込まれたマイナス金利拡大と銀行収益に対する過度な悲観論が後退していく可能性があり、Brexitの影響は大手行の英国向け与信は全体の2%程度にとどまるなど限定的と解説。

 マイナス金利導入やBrexitを受け実態以上にバリュエーションが低下しているとみて同セクターを中期的に「強気」と位置づけ。個別銘柄では、三井住友フィナンシャルグループ<8316>をトップピックに設定している。
《MK》

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