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【通貨】東京為替:豪ドル、売り一服後は様子見、警戒感残る

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより

米格付け機関S&Pは7日、オーストラリアの総選挙で財政悪化を指摘するとともに、同国の格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に格下げした。総選挙はなお開票作業が続いており、結果判明にはなお時間がかかる見通し。ただ、仮に与党連合の勝利でも野党の躍進を許したことで、ターンブル首相の政権運営が弱体化する可能性が懸念される。

豪ドル・円はS&Pの格付け変更を受け76円付近から75円30銭付近まで下落。その後は売り一服となり、足元では76円付近で推移が続いている。ここまでのドル・円は100円75銭から101円40銭、ユーロ・ドルは1.1074ドルから1.1103ドル、ユーロ・円は111円59銭から112円54銭で推移。

《MT》

 提供:フィスコ

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