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【材料】リプロセルが反発、糖尿病治療向けiPS細胞の作製技術を東工大と共同研究

 6日、リプロセル <4978> [JQG]がヒトiPS細胞から効率良く膵前駆細胞や膵β細胞を生産する方法を東京工業大学と共同研究すると発表したことが買い材料視された。

 共同研究では、同社のRNAリプログラミング技術を用いて樹立したiPS細胞から効率よく膵前駆細胞や膵β細胞を生産するため、もっとも適したiPS細胞株を選定することを目的とする。糖尿病治療に有効とされる膵島移植ではドナー不足が問題となっており膵前駆細胞や膵β細胞の大量生産が期待される。

 発表を受けて、糖尿病治療向けiPS細胞の作製技術の確立による新たな収益基盤の拡大を期待する買いが向かった。

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