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【市況】東京株式(寄り付き)=続落、米株高もやや売り優勢で始まる

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 7日の東京株式市場は売り買い交錯もやや売りが先行、寄り付きの日経平均株価は前日比32円安の1万5346円と続落。

 英国EU離脱決定に伴う金融市場への影響から、前日の欧州株市場は総じてリスク回避の売りが続いたが、米国株市場では堅調な経済指標を背景に中盤以降に切り返し、NYダウ、ナスダック指数ともにプラス圏で着地。これを受けて東京市場でも買い戻しの動きがみられる。ただ、外国為替市場では1ドル=101円台近辺の動きで引き続き円高警戒ムードは強く、売り圧力は残る。取引時間中は為替動向を横目に神経質な展開が続きそうだ。あすはオプションSQ算出日にあたるほか、米国6月の雇用統計発表を控えていることもあって、これを見極めたいとの思惑から積極的な売買が避けられる可能性もある。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、12業種前後が高い。値上がり上位に保険、小売、食料品、鉄鋼、医薬品など。値下がりでは鉱業、不動産、情報通信、精密機器など。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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