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【通貨】明日の為替相場見通し=欧米市場動向などを注視

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 今晩からあすにかけての外国為替市場のドル円相場は、なお英国を中心とする欧米市場の動向に左右されそうだ。予想レンジは1ドル=100円50銭~101円50銭。

 この日は、急激なドル安・円高が進行した。英国の欧州連合(EU)離脱に絡む懸念が再燃したことから、英ポンドが5日に対ドルでは約31年ぶりの水準に下落。欧米株式市場も下落し、リスクオフ姿勢が強まった。東京市場に移ってからも、ドル売り・円買いの動きが続き一時100円50銭台まで円高が進んだ。その後、値ごろ感からの買いで101円20銭台まで値を戻す場面もあったが、欧州時間に入って再びドル売りが優勢となっている。100円台後半が下値抵抗帯となるかどうかに関心が集まるなか、今晩の英ポンドや欧米株式市場の動向が、あすに向けた相場の行方を左右するとみられる。なお、今晩は米5月貿易収支と米6月ISM非製造業景況感指数が発表される。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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