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【通貨】東京為替:ドル100円台、英国経済への懸念で強まるリスク回避の動き

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより

6日午前の東京外為市場では、ドル・円は軟調地合いとなり、100円台に水準を切り下げた。英国経済への懸念からリスク回避的な円買いが強まっていることが背景。前日海外市場で広がった英国経済への懸念を受けたリスク回避的な動きは、アジア市場でさらに増幅し、投資家はより安全な投資先を求めて円に資金を流入させている。ポンド・円は前日午前に付けて136円前半から一時128円後半へと7円超も下落。


ドル・円は日経平均株価の大幅安を巻き込んで、一時100円58銭まで値を下げた。ランチタイムの日経平均先物が400
円超下げているため、株安を意識したドル売り・円買いはなお続きそうだ。市場では「ポンド安に歯止めがかからなければリスク回避の円高は一服しない」(市場筋)との見方が出ている。


ここまでドル・円は100円58銭から101円77銭、ユーロ・ドルは1.1036ドルから1.1076ドル、ロ・円は伸び悩み、111円05銭から112円69銭で推移。


【要人発言】
・世耕官房副長官
「日本経済のファンダメンタルズは堅固」

《MK》

 提供:フィスコ

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