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【市況】11時時点の日経平均は大幅続落、マツダなど自動車株や英国関連の下げ目立つ

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

11時00分現在の日経平均株価は15220.39円(前日比448.94円安)で推移している。5日の海外市場では、英国の欧州連合(EU)離脱への懸念が再燃してアジア・欧州株が軟調。連休明けの米国市場でも売りが先行したほか、原油相場の下落も嫌気され、NYダウは108ドル安となった。為替市場では円高が進み、日経平均はこうした流れを受けて234円安からスタートした。市場全体にリスク回避ムードが広がるなか、為替相場が1ドル=100円台まで円高に振れるとともに、日経平均も下げ幅を400円超に広げている。

個別では、三菱UFJ<8306>やファーストリテ<9983>が4%を超える下げとなっているほか、トヨタ自<7203>、三井住友<8316>、みずほ<8411>など売買代金上位は全般軟調。マツダ<7261>が7%超下落しており、日産自<7201>、ホンダ<7267>、富士重<7270>などその他自動車株も下げが目立つ。村田製<6981>は6%近い下落に。また、前日に決算発表したアドヴァン<7463>やアスクル<2678>、また英国関連に位置付けられる日立キャピ<8586>などが東証1部下落率上位となっている。一方、NTT<9432>、NTTドコモ<9437>がしっかり。一部証券会社の目標株価引き上げが観測されたキユーピー<2809>は商いを伴って8%高と急伸しており、ソフトブレーン<4779>、ハニーズ<2792>などとともに東証1部上昇率上位となっている。

《HK》

 提供:フィスコ

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