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【市況】大手銀行系証券、トランプ大統領リスク

 三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、トランプ大統領が誕生した場合、まず考えられるのが保護主義的傾向の強まりで、過去の円安効果で経常収支の黒字拡大が必至の日本はトランプ候補の格好の攻撃対象になると指摘。

 少なくとも2016年は政治的に円高圧力が高まり易いとの見方で、保護主義的傾向の強まりに勝るとも劣らないのが、FRBへの政治的干渉が強まるリスクと解説。標準的テイラールールに基づく金融政策が義務付けられれば、緩やかな利上げを望むFRBに反して利上げ加速を余儀なくされ、その帰結は逆イールドや商業用不動産バブル崩壊を通じた景気後退と想定。

 トランプ大統領なら、ヘリコプターマネーに踏み出す可能性も否定できないと分析している。
《MK》

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