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【材料】国内大手証券はメディアセクターの「中立」を継続、積極的な投資スタンスは取り難いとの見解

フジHD <日足> 「株探」多機能チャートより
 SMBC日興証券のメディア(放送局)セクターのリポートでは、16年3月期実績PBRはフジ・メディア・ホールディングス<4676>が0.4倍、TBSホールディングス<9401>が0.5倍、日本テレビホールディングス<9404>が0.7倍、テレビ朝日ホールディングス<9409>が0.6倍とそれぞれ1倍を大きく割り込む水準で、さらなる株価下落リスクは限定的と指摘。それでも、円高進行による国内景気や企業業績の減速により広告需要も停滞する懸念が高まっていると考えられることや、テレビ広告需要の前年同期のハードルが第1四半期に比べて第2四半期以降上がってくることなどから、当面は積極的な投資スタンスは取り難いと解説。

 業種格付け「中立」を継続、相対的にはテレビ朝日HDと日本テレビHDの投資魅力度が高いとの見解を示している。
《MK》

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