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【材料】フジHD、国内大手証券は視聴率低下傾向に歯止め掛からず、秋の改編期まで大きな変化は期待しにくい状況との見解

 フジ・メディア・ホールディングス<4676>が小幅に3日続伸。現在は上げ幅を縮小している。

 SMBC日興証券が同社についてリポートをリリース。同社の放送事業セグメント以外の営業利益合計(連結消去前)は13年3月期128億円から16年3月期に160億円へ3年で25%拡大するも、主力の放送事業の営業利益は253億円から80億円へ3分の1以下に縮小したと説明。放送事業の落ち込みの主因は、地上波テレビ放送の視聴率低迷であり、視聴率が底打ちすれば、株式市場の評価も好転が見込めるものの、16年春の改編を経た17年3月期第1四半期も視聴率低下傾向には歯止めが掛からず、少なくとも秋の改編期までは大きな変化は期待しにくい状況であるとの見解を示している。

 同証券は目標株価を1500円から1300円へ引き下げ、投資評価は「2」(中立)を継続している。
《MK》

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