【特集】決算プラス・インパクト銘柄 … アークス、４℃ホールデ、わらべ日洋　(7月4日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の7月1日から4日の決算発表を経て5日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　わらべ日洋 <2918>
　17年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比18.9％増の15.6億円に伸び、3-8月期(上期)計画の29億円に対する進捗率は53.8％に達し、5年平均の43.0％も上回った。

★No.2　アークス <9948>
　17年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比12.1％増の37億円に伸びたが、3-8月期(上期)計画の79億円に対する進捗率は46.9％となり、5年平均の47.4％とほぼ同水準だった。

★No.3　キユソ流通 <9369>
　16年11月期の連結経常利益を従来予想の46.5億円→48.7億円(前期は40億円)に4.7％上方修正し、増益率が16.1％増→21.6％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<2918> わらべ日洋 　　東１ 　 +11.97 　　7/ 4　　　1Q　　　 18.89
<9948> アークス 　　　東１　　 +5.95 　　7/ 4　　　1Q　　　 12.11
<9369> キユソ流通 　　東１　　 +2.75 　　7/ 4　　上期　　　 33.78
<8008> ４℃ホールデ 　東１　　 +2.44 　　7/ 4　　　1Q　　　 10.52

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした5日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース