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2016年07月04日17時05分

【市況】4日の中国本土市場概況:上海総合1.9%高と大幅続伸、証券セクター上げ目立つ

上海総合 <日足> 「株探」多機能チャートより

週明け4日の中国本土市場は大幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比56.13ポイント(1.91%)高の2988.60ポイントと続伸した。約2カ月ぶりの高値を回復する。上海A株指数も上昇し、58.82ポイント(1.92%)高の3128.33ポイントで引けた。外貨建てB株相場も値上がり。上海B株指数は4.67ポイント(1.35%)高の351.74ポイント、深センB株指数は9.51ポイント(0.86%)高の1116.69ポイントで終了した。

中国人民銀行(中央銀行)の緩和スタンスが追い風。人民銀はこのところ連日でリバースレポを通じた資金供給を実施している。先週は期日到来分との差し引きで、週間で1800億人民元の供給超だった。預金準備率の引き下げを含む金融緩和策が近く打ち出される??との観測も広がっている。

幅広い業種に買いが入る。なかでも証券株の上げが目立つ。最大手の中信証券(600030/SH)が2.9%高、華泰証券(601688/SH)が8.1%高、中国光大証券(601788/SH)が5.4%高とそろって反発している。深セン・香港間の「相互乗り入れ」(両株式市場の相互取引)解禁の発表が空振りに終わったことを嫌気し、前日は逆行安していた。

素材関連株も急伸。中国商品市場で、ニッケルや銅などの非鉄が軒並み上昇したことを好感した。不動産株やインフラ関連株、消費関連株、自動車株、ITハイテク関連株なども高い。軍需関連株の物色も続く。航空機部品メーカーの中航機載電子(600372/SH)がストップ高し、衛星通信機器メーカーの中国東方紅衛星(600118/SH)が5.9%高で引けた。

一方、他の個別株動向では、深セン市場に上場する万科企業(000002/SZ)が約半年ぶりに売買を再開し、前営業日比9.99%安の21.99人民元とストップ安に張り付いている。万科A株は昨年12月18日から売買を停止していたが、本日付で再開。売買停止直前の終値は24.43人民元だった。この期間中、万科H株の株価は約3割下落している。

(亜州IR)

《MT》

 提供:フィスコ

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