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2016年07月04日16時43分

【特集】カドカワ Research Memo(2):大手出版社と動画コミュニティサービス運営会社が経営統合

カドカワ <日足> 「株探」多機能チャートより

■カドカワ<9468>の会社の概要・沿革

(1)会社の概要

大手出版社であるKADOKAWAと日本最大級の動画サービスである「niconico」を運営するドワンゴがゲーム情報ポータル、電子書籍、教育事業などの分野で、シナジーによる新規事業の創出と成長を目指して株式移転により2014年10月1日に設立された共同持ち株会社。出版、映像分野で培った編集力、ユニークコンテンツをマルチメディア展開し収益を最大化させるノウハウ、高度なネットワーク技術から独自のネットワークサービスを生み出しリアルイベントと融合させるなど、ユニークなサービスの創出力などを有するのが強み。書籍・電子書籍、雑誌・広告、映像の企画・製作・配信、動画サービス、モバイルコンテンツ配信、ゲームソフトウェアの企画・開発・販売、専門学校の運営など幅広く事業を展開する。

(2)沿革

経営統合までの沿革は、2010年10月に(株)角川グループホールディングスとドワンゴが電子書籍や各種コンテンツの配信に関して包括業務提携したことに遡る。2011年5月には資本提携に発展し、同年11月には「角川ニコニコエース」サービスの提供を開始、2013年3月には広告に関わる合弁会社(株)スマイルエッジを設立(2014年12月に経営統合による広告事業の戦略転換で役割を終了したことにより解散、2015年7月に清算)するなど、両社の関係は急速に緊密化し、2014年10月の経営統合に至る。2015年10月1日付で経営統合を内外に強く示す効果を狙いカドカワ株式会社※へ社名変更した。

※カドカワは、当社グループを構成するKADOKAWA、ドワンゴの音(カ:KADOKAWAのKA、ド:ドワンゴのド、カ:KADOKAWAのKA、ワ:ドワンゴのワ)を組み合わせたもの。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正 )

《HN》

 提供:フィスコ

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