【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 … 良品計画、あみやき、ミタチ産業　(7月1日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の6月30日から1日の決算発表を経て4日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　あみやき <2753>
　17年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比6.5％減の7.4億円に減り、4-9月期(上期)計画の16.7億円に対する進捗率は44.5％にとどまり、5年平均の49.4％も下回った。

▲No.3　スリーエフ <7544>
　17年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常損益は2億2400万円の赤字(前年同期は9400万円の赤字)に赤字幅が拡大した。

▲No.4　ミタチ産業 <3321>
　16年5月期の連結経常利益は前の期比31.5％減の6.9億円に落ち込み、17年5月期も前期比9.1％減の6.3億円に減る見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<2753> あみやき 　　　東１　　 -4.81 　　7/ 1　　　1Q　　　 -6.54
<7453> 良品計画 　　　東１　　 -4.22 　　7/ 1　　　1Q　　　 16.61
<7544> スリーエフ 　　東２　　 -3.93 　　7/ 1　　　1Q　　　　赤拡
<3321> ミタチ産業 　　東１　　 -3.37 　　7/ 1　本決算　　　 -9.09
<8787> ＵＣＳ 　　　　ＪＱ　　 -0.42 　　7/ 1　　　1Q　　　-10.99

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした4日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。

株探ニュース