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【材料】国内大手証券、精密はセクター全体で地盤沈下が進むと指摘、相対優位銘柄は富士フイルムHD

エプソン <日足> 「株探」多機能チャートより
 SMBC日興証券の精密セクターのリポートでは、多くの企業は余剰キャッシュを新規事業へと振り向けることを優先し、既存事業の競争条件に改善がみられないことから、セクター全体で地盤沈下が進むと指摘。

 マクロ環境の変化以外の今後の注目点は、業界再編など業界価値を最大化できるような経営判断の可否とみて、製品別では米ヒューレット・パッカードが17年夏をメドにA3機参入を表明しているため、その影響度合いやセイコーエプソン<6724>のオフィス向けラインヘッドインクジェットプリンターの動向を注視したいと解説。

 業種格付け「弱気」を継続、個別では、富士フイルムホールディングス<4901>が相対優位、リコー<7752>とコニカミノルタ<4902>が相対劣位との見解を示している。
《MK》

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