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【通貨】東京為替:ドルは上値が重い、豪総選挙の不透明感を意識

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより

4日午前の東京外為市場では、ドル・円は上値の重い展開となった。2日投開票の豪総選挙で結果判明に時間がかかり不透明感が広がっていることが意識された。

ドル・円は、日経平均株価の安寄りを受け102円43銭まで下げたが、その後日経平均の切り返しを受け、ドルは102円後半で推移した。ただ、2日に投開票された豪総選挙は接戦となり結果が不透明となっており、積極的なドル買い・円売りは手控えられているもよう。


ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いを維持しているため、午後の取引でドル買いは続くだろう。ただ、日銀による7月追加緩和への期待は持続しているものの、米国の利上げ休止観測が広がりつつあり、ドルは103円台では上値の重さが意識されそうだ。

ここまでドル・円は102円43銭から102円70銭、ユーロ・ドルは1.1125ドルから1.1144ドル、ユーロ・円は113円99銭から114円39銭で推移。





【要人発言】
・仏中銀総裁
「英国はEU離脱で、ポンド安がインフレに与える影響が課題」
「投資への不透明な影響により、英国経済の成長が鈍化する傾向がある」

《MK》

 提供:フィスコ

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