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2016年07月04日12時24分

【市況】「くりっく365」英EU離脱ショックで欧州通貨の商い急増、NYダウは順調な滑り出し

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより

東京金融取引所(金融取)が手掛ける取引所為替証拠金取引「くりっく365」では、6月の取引数量は前月比56.2%プラスの470万2661枚。1日の平均取引数量は21万3759枚と前月比では大幅に増加した。一方、月末時点の証拠金預託額は4242億円と減少。

一方、取引所株価指数証拠金取引「くりっく株365」では、6月の取引数量は前月比22.8%プラスの48万6176枚。1日の平均取引数量に関しては前月と比べると大幅に増加の2万5064枚となった。一方、月末時点の証拠金預託額は前月比7億円マイナスの406億円。なお、6月27日、「くりっく株365」に上場した「NYダウ」は1万4500枚。一日平均は3625枚と急落して前月比4倍近い売買となった「FTSE100」を上回り、「日経225」に次ぐボリュームと幸先のいいスタートとなった。

6月24日は、英国による欧州連合(EU)離脱を受けて、歴史的な暴落となった。朝方、英国の国民投票の出口調査で「残留派」が「離脱派」を上回ったと報じられたことで、ドル、欧州通貨は買い優勢に。ただ、8時過ぎに「残留派」優勢と見られていたサンダーランドで「離脱派」の圧勝速報が伝わると市場の様相が一変。その後は「離脱派」優勢の開票速報が続いたことで円買いが加速した。

ドル・円は99円台、ユーロ・円は109円台、ポンド・円は133円台と急激な円高となった。日経平均も2000年以来の下落幅に沈むなど記憶に残る一日となった。こうした流れを受けて、ユーロ・円、ポンド・円は、前月比3倍の取引数量まで膨らんだ。英国とEUとの離脱に向けた交渉は9月以降との見通し。短期的なパニック的な売りは一巡したが、今後も英国の出方次第では相場が急変する可能性はある。また、月末に控えている米FOMCや日銀金融決定会合に向けたイベント・ドリブンも注目となろう。

《MT》

 提供:フィスコ

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