【市況】ETF売買動向＝4日前引け、純銀信託、ＥＴＦＳ銀が新高値

　4日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比24.2％減の1155億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同21.2％減の1078億円だった。

　個別では純銀上場信託（現物国内保管型） <1542> 、ＥＴＦＳ　銀上場投資信託 <1673> が新高値。中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> 、ｉＰａｔｈ　ＶＩＸ短期先物指数連動受益証券発行信託 <2030> 、国際のＥＴＦＶＩＸ中期先物指数 <1561> 、ＥＴＦＳ　小麦上場投資信託 <1695> 、ｉＰａｔｈ　畜産物指数連動受益証券発行信託 <2028> など8銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは上場インデックスファンドＴＯＰＩＸ <1586> が5.42％高、ｉシェアーズ　フロンティア株 <1583> が4.10％高、日経３００上場投信 <1319> が3.47％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　エネルギー資源 <1618> は3.34％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が69円高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金740億5400万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均1007億5000万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が147億6500万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が52億7600万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が47億8600万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が44億600万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が9億4600万円の売買代金となった。

株探ニュース