【市況】ETF売買動向＝4日寄り付き、日経レバの売買代金は131億円と低調

　4日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前週末同時刻比32.9％減の243億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同31.1％減の222億円となっている。

　個別では純銀上場信託（現物国内保管型） <1542> が新高値。国際のＥＴＦＶＩＸ中期先物指数 <1561> 、中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> 、ダイワ鉄鋼・非鉄上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1640> 、ＥＴＦＳ　小麦上場投資信託 <1695> 、ｉＰａｔｈ　畜産物指数連動受益証券発行信託 <2028> が新安値をつけている。

　そのほか目立った値動きではｉシェアーズ　フロンティア株 <1583> が4.48％高、日経３００上場投信 <1319> が3.47％高、ＮＥＸＴ　南アフリカ株式指数 <1323> が3.09％高と大幅な上昇。

　一方、Ｓ＆ＰＧＳＣＩ商品指数 <1327> は3.96％安、ＮＥＸＴ　エネルギー資源 <1618> は3.34％安と大幅に下落している。

　日経平均株価が100円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金131億3300万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における同時刻の平均205億4700万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が49億1700万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が10億5100万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が10億700万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が8億6600万円、ダイワ日経レバレッジ・インデックス <1365> が2億6100万円の売買代金となっている。

株探ニュース