【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】 … Ｊフロント、高島屋、アダストリア　(6月24日～30日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の水準から7月1日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　平和堂 <8276>
　17年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比8.0％減の29.9億円に減り、3-8月期(上期)計画の78億円に対する進捗率は38.4％にとどまり、5年平均の44.9％も下回った。

▲No.2　パルコ <8251>
　17年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比4.7％減の31.5億円に減り、3-8月期(上期)計画の69.5億円に対する進捗率は45.4％となり、5年平均の44.0％とほぼ同水準だった。

▲No.4　ジンズメイト <7448>
　17年2月期第1四半期(3-5月)の最終損益(非連結)は1.9億円の赤字(前年同期は1.6億円の黒字)に転落した。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<8276> 平和堂 　　　　東１ 　 -10.27 　　6/28　　　1Q　　　 -7.98
<8251> パルコ 　　　　東１　　 -9.70 　　6/24　　　1Q　　　 -4.74
<2685> アダストリア 　東１　　 -8.36 　　6/30　　　1Q　　　　7.22
<7448> ジンズメイト 　東１　　 -7.69 　　6/24　　　1Q　　　　赤拡
<3398> クスリアオキ 　東１　　 -7.09 　　6/30　本決算　　　　0.41

<3086> Ｊフロント 　　東１　　 -6.58 　　6/28　　　1Q　　　-30.79
<9793> ダイセキ 　　　東１　　 -5.01 　　6/30　　　1Q　　　-15.03
<4825> ＷＮＩウェザ 　東１　　 -4.10 　　6/29　本決算　　　　2.87
<8217> オークワ 　　　東１　　 -2.82 　　6/27　　　1Q　　　-28.43
<8233> 高島屋 　　　　東１　　 -2.81 　　6/24　　　1Q　　　 -2.89

<2662> ダイユー８ 　　東１　　 -2.56 　　6/24　　　1Q　　　　6.09
<9972> アルテック 　　東１　　 -1.56 　　6/30　　上期　　　　赤拡
<7718> スター精 　　　東１　　 -1.19 　　6/30　　　1Q　　　-17.56
<4716> 日本オラクル 　東１　　 -1.07 　　6/28　本決算　　　　　－
<7649> スギＨＤ 　　　東１　　 -0.88 　　6/30　　　1Q　　　 -7.97

<7445> ライトオン 　　東１　　 -0.38 　　6/28　　　3Q　　　 61.06

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした7月1日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース