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2016年07月02日14時46分

【為替】ユーロ週間見通し:じり高か、日銀追加緩和への期待残る

ユーロ円 <日足> 「株探」多機能チャートより

■下げ渋り、米利上げ休止観測でリスク回避の売り縮小

先週のユーロ・ドルは下げ渋り。英国の欧州連合(EU)離脱の影響は消えていないが、米利上げ休止の思惑が浮上したことや欧米株高を意識してリスク回避的なユーロ売り・米ドル買いは縮小した。取引レンジ:1.0971ドル-1.1169ドル。

■もみあいか、米追加利上げ観測後退でドル買い縮小も

今週のユーロ・ドルはもみあいか。英国の欧州連合(EU)離脱に関する先行き不透明感は残されており、リスク回避のユーロ売り・ドル買いが大幅に縮小する可能性は低いとみられる。ただし、米追加利上げ観測は大幅に後退しているため、金利要因に絡んだドル買いは抑制される見通し。狭いレンジ内でもみあう可能性がある。

予想レンジ:1.1000ドル-1.1250ドル

■弱含み、一時120円を下回る

先週のユーロ・円は強含み。主要7カ国(G7)による市場安定に向けた取り組みが評価されており、米ドル安・円高の進行は一服したことがユーロ高の要因。米利上げ休止の思惑でユーロ買い・米ドル売りがやや優勢となったことも対円レートの上昇につながったようだ。取引レンジ:111円38銭-114円80銭。

■じり高か、日銀追加緩和への期待残る

今週のユーロ・円はやや底堅い動きを続ける見込み。英国の欧州連合(EU)離脱によって世界経済の先行きに対する不安感は残されているが、主要7カ国(G7)による市場安定に向けた取り組みは評価されている。投機的なユーロ買い・円売りが大きく広がる状況ではないが、アジア、欧米諸国の株式市場が安定すれば、リスク選好的な円売りがやや増える可能性がある。日本銀行による追加金融緩和への期待があることも円売り要因となる。

○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・5日:5月小売売上高(前月比+0.4%、4月:0.0%)

予想レンジ:112円50銭-116円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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