市場ニュース

戻る
 

【市況】NY株式:ダウは19ドル高、堅調な製造業指数や新車販売台数を好感

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

1日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は19.38ドル高の17949.37、ナスダックは19.90ポイント高の4862.57で取引を終了した。連日のアジア・欧州株高が好感され、米国株にも買いが先行。6月ISM製造業景況指数が予想を上振れたほか、6月新車販売台数が2005年以来の高水準となり、上げ幅を拡大した。その後は、独立記念日の連休を控えて閑散取引となるなか、上げ幅を縮小し上値の重い展開となった。セクター別では、自動車・自動車部品や小売が上昇する一方で半導体・半導体製造装置や銀行が下落した。

PCメーカーのHPインク(HPQ)はソフトウエア開発の打ち切りを巡る訴訟で、ソフトウェアのオラクル(ORCL)に勝訴し、上昇。自動車大手のフォード(F)やフィアット・クライスラー(FCAU)は販売台数が前年同期比で増加し、堅調推移。携帯端末のアップル(AAPL)は定額制音楽配信サービス「TIDAL」の買収に向けて交渉を進めているとの思惑で、買われた。一方で、半導体のマイクロン・テクノロジー(MU)は決算内容が嫌気され、下落した。

4日(月)は独立記念日の祝日で米国株式相場は休場となる。小売のメーシーズ(M)はニューヨークで開催される独立記念日を祝した花火大会のスポンサーを務めており、同日には特別セールを実施予定で、多くの来客・注文が予想される。



Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均