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【特集】フォーカス Research Memo(9):配当性向30%を目途に安定配当の継続が基本方針

フォーカス <日足> 「株探」多機能チャートより

■株主還元

フォーカスシステムズ<4662>では、株主に対する利益還元を経営の重要課題の1つとして認識しており、各事業年度の業績、財政状態等を総合的に勘案し、今後の事業展開に備えるための内部留保の確保に留意しながら、安定的な配当の継続を行うとしている。

配当の実績を見ると、業績が改善トレンドへ転換した2011年3月期以降については配当を継続して実施している。過去の状況について具体的に見ると、2014年3月期は1株当たり10円※(普通配当5円、特別配当5円、配当性向は30.4%)、2015年3月期は1株当たり12.5円※(普通配当5円、特別配当7.5円、配当性向29.3%)、2016年3月期については、1株当たり16円(普通配当12.5円、記念配当3.5円、配当性向30.0%)を実施した。2017年3月期については1株当たり12.5円(配当性向35.3%)を計画している。このため、配当性向30%が社内の目安になっているとみられる。

※2015年10月1日の株式分割(1株を2株)を反映。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正 )

《HN》

 提供:フィスコ

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